荀衍(じゅんえん)とはどんな人?三国志演義には出てこない武芸に秀でた荀彧の兄
荀衍(じゅんえん)とは後漢末を生きた人物で荀彧の長兄です。
字は休若。荀彧の兄弟は皆字に●若がつくようですね。
政治家や文学者を多く輩出した潁川荀氏のなかでは珍しく、武勲を立てステップアップしていきます。
最終的には監軍校尉として曹操のお膝元・鄴(ぎょう)の守備を任されています。当時の首都であり地元の許都ではなく鄴の守備を任されたというところから、曹操からの抜群の信頼があったのではと思われます。
生没年不詳、逸話は荀彧に比べると少ないです。
まあ荀彧様の兄で、あの曹操ともウマがあうのだから、
一筋縄ではいかないお兄様だったのでしょうw
陳羣から当代で匹敵する者はいないと大絶賛
武芸で名をあげた異色の経歴☆
軍人気質の兄に荀彧様もタジタジ?
こんにちは!プロデューサーの橘花みいくです!
荀彧が恐れる、腕っぷしが強く理論武装が全く通じない荀衍(じゅんえん)お兄様について調べていきたいと思います。
マジレスすると陳羣が著した「汝潁士論」のなかで「荀彧、荀攸、荀衍、荀諶、荀悦は当代で匹敵する者はいない」と評価されていて武芸と仁徳、見識など備わった人物だったようです。
(その前振りで孔融が「汝潁優劣論」という論文をアップし、いちゃもんを付けてきたことから陳羣が反論したのである。汝潁とは汝南と潁川の地名のこと。孔融からしたら自分こそ孔子直系20世の子孫なのに荀彧様がやたらちやほやされるから気に入らないらしいw 荀彧様も荀子13世の子孫ですけど…)
監軍校尉といえば鄴城一円の守備隊長的な官職なので、いきなり就けるポジションではありません。
軍隊ノリのハードな縦社会を勝ち抜いてるのでメンタルもかなり強い方なんでしょうねw
きっと若いころから武芸の腕を磨いていたのでしょう。
曹操が洛陽で騎都尉してたころ、荀衍も洛陽にいた可能性があるのでそのころから面識あって
切磋琢磨しあっていたりして♪
父・荀糸昆(じゅんこん)(糸へんに昆)はこのころ洛陽で尚書朱宇してたので同行している可能性はある。
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荀彧様も荀衍兄貴に武芸の稽古つけてもらったり、実践的な特殊訓練の手ほどきなども受けていたのかなーと思います。荀彧が許都の留守を預かるということは、みんなをまとめることや後方支援のほかにこういった城を防衛するための戦闘力、作戦指揮力を見込まれていたのかもしれないですよね。
(荀彧自身は戦わないでしょうけど)
自由人で主君の曹操にも上からガツガツ物申す荀彧様が
唯一勝てないお兄様
首根っこつかまれて、も~~早く兄の視界から離れたいって思ってる荀彧様も素敵だわ❤
(仮説ですけどね。みいく流解釈です、悪しからず)
「興味はあるけど難しい歴史書とかは無理」
「図書館とかに探しに行くのはしんどいのでスマホでささっと調べたい」
「三国志好きだから面白ネタがあったら聞いてみたい」
そんな方は是非最後までお読みください。
●執筆者紹介● 橘花美郁について
ファン歴は30年ほど
イラスト投稿や同人活動、三国志関連サイト、自主アニメも作っています。荀彧伝現代語訳のサイトも運営しています。
この私がわかりやすく解説します☆
これが正解ではないかもしれないけど
荀彧様の心のうちを知りたくて、自分の人生を実験台にしている橘花美郁氏なので、
こういう荀彧像があるんや~とスパイスとして楽しんでもらえたら幸いです。
イラスト投稿や同人活動、三国志関連サイト、自主アニメも作っています。荀彧伝現代語訳のサイトも運営しています。アニメの制作現場でアシスタントプロデューサー、設定制作を担当。今は元請けのインディーズアニメ企画製作会社、アニメ制作会社を作るべく奮闘中です!
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